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2011年10月21日 (金)

旧児島市(現岡山県倉敷市)と福山市(広島県)を訪ねる(8) - 明王院(みょうおういん)の五重塔

 

  福山城は福山駅の裏にあたる北口にありますが、その福山城へは朝早くに訪れ、少し急ぎ気味に周り、のち、今度は駅南のバス停に行き明王院(みょうおういん)というお寺を訪れるためにバスに乗り込みました。

明王院は福山市をほぼ南北に流れる芦田川沿いの西側の山の懐にあります。

バスは駅前の11番乗り場の鞆港行きに乗車。

駅前から7分ぐらいで芦田川に架かる草戸大橋をわたり、橋の西側の堤防上の草戸大橋バス停で下車しました。

ここまで運賃は200円。

ここから川沿いを北に歩いて15分ぐらいでしょうか、明王院の北隣にある草戸稲荷の駐車場が明王院入り口前にあるので、ここら辺りかなという事で明王院の場所の見当がつきました。

 

  福山駅前。

  駅ビルが無いのでなんとなく「のっぺり」としていますが、れっきとした新幹線駅です。

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  鞆鉄バスの鞆港行きに乗ります。

  鞆港行きは最低限1時間に4本あります。

  鞆港のある鞆ノ浦は瀬戸内海の風光明媚な景勝地かつ歴史的な港です。

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  草戸大橋西詰の堤防道路沿いの草戸大橋バス停から草戸大橋。

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  堤防の道路は車の往来が激しい上に道幅が狭いので、大橋の前から下の生活道路に下ります。

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  所々に古い民家も見られる道路をまっすぐ北に歩いて行きます。

  前方に遮る様に山がせり出していますが、目的地はあのあたり。

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  明王院(みょうおういん)入り口前。

  前には草戸稲荷神社の駐車場があります。

  堤防からも車が下りられる様に道が付いています。

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  五重塔と本堂は国宝なのですが、拝観料は要りません。

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  階段を登りますが脇には車道が上までついています。

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  明王院の前身は常福寺といい、中世には草戸千軒町が門前町として栄えていました。

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  山門越しに国宝の本堂。

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  本堂の南側に並ぶように国宝五重塔。

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  境内から山門。

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  国宝の本堂ですが、軒の反りが普通の寺院よりも勾配が急で、少し異国情緒のある姿です。

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  国宝の五重塔。

  山の東にあるので、午前中がベターと思い来ましたが、曇ってしまったのでなんとも。

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  本堂は1321年(鎌倉時代)の建立、五重塔は1348年(南北朝時代)の建立。

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  これで帰途に就きます。

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  北隣にある草戸稲荷神社。

  う~んと唸り、しばし見とれていました。登ってみるべきなのか?

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  しかし、帰ってから調べてみると初詣客は多いらしいです。

  福山市内では一番、広島県でも広島護国神社に次いで2番目の初詣客の多さとか。

  でも、隣の明王院とコミなのではと思ったりします。

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  帰りは怖い怖い堤防上を歩いて北に向かい、国道2号線の神島橋西詰めに出ました。

  この交差点の向こう左側に福山駅方面へのバス停がありました。

  バス停名は判然としませんが、鞆鉄バスのHPの路線図から推し量ると明王台入口バス停と思われます。

Dsc01146

 

  こちらは福山駅までの所要時間は草戸大橋までの往きよりも短く運賃も180円で済みました。

   この後、福山駅構内に入って倉敷に向かう予定。

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  撮影 2011/10/11

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コメント

明王院の五重塔、前に行ったときは知らずに寄りませんでした。今年の3月に高松市の法然寺に五重塔が建って(木造五重塔では一番ないし二番目に新しいかも)、その際の講座で国宝の五重塔が9つあるうちのひとつだと知って、行きたいと思ってました。鞆の浦とセットで行けるし。草戸稲荷の本殿も、写真を見てると行ってみたくなります。

福山港、の隣の笠岡港の沖にある北木島は、石材の島で有名なんですが、瀬戸内で流し雛の風習が残る珍しい島だったりします。紙で作った雛を船に乗せ、浜にでて海に流します。

福山には、三年前まで多度津からフェリーが出ていました。この航路、宇高連絡船ができるまではその前身の鉄道連絡航路で、100年以上続いた航路でした。前に行ったときもフェリーで行ったんですが、瀬戸大橋に続いて高速料金値下げでついに力尽きてしまいました。

多度津の町も割とレトロでいい感じなんですが、駅前商店街の寂れ感がすごい。

考古学で有名な草戸千軒は、今の芦田川の中洲辺りににあったようで、福山城の裏にある広島県歴史博物館に展示があります。

ttp://www.mars.dti.ne.jp/~suzuki-y/kusado.html

投稿: tera2 | 2011年10月25日 (火) 17時59分

北木島の流し雛の風習は初めて聞きました。さすがに、この辺りは良くご存知ですね。

福山と多度津の間のフェリーについても全く知りませんでした。しかも、宇高連絡線ができるまでの鉄道連絡航路だったというのも初耳です。
それにしても、道路、特に高速道路は地域を一変させていますね。こういう事実をどう評価して良いのか。明治期以降には鉄道が地域を一変させたわけですからね。
一時期、東海地方でも伊勢湾フェリーが危うかったので、心配でした。

それから、法然寺の五重塔、しっかりと記憶しました。琴電の仏生山駅ですね。ここなら徒歩旅行者でも行けます。
香川県では志度寺と善通寺の五重塔は訪れましたが、本山寺等、他はまだなかなか訪れる機会がありません。

また、良い情報を得ることができました。

投稿: mino | 2011年10月25日 (火) 20時01分

草戸千軒については、平凡社の「よみがえる中世」という本で知りました。このシリーズは、写真が多くとてもきれいやし、執筆者も当時の中世史を代表する網野義彦さんや石井進さん等でおすすめです。バラバラにしかもってないんやけど、8巻本で

1 東アジアの国際都市 博多
2 本願寺から天下一へ 大阪
3 武士の都 鎌倉
4 北の中世 津軽・北海道
5 浅間 火山灰と中世の東国
6 実像の戦国城下町 越前一乗谷
7 みちのくの都 多賀城・松島
8 埋もれた港町 草戸千軒・鞆・尾道

もうだいぶのことなので絶版になってるかもしれないけれど、図書館とかで見つけたら、見てみてね^^

伊勢湾フェリーは、鳥羽ー渥美を二回乗ったことがあるわ。三島の潮騒の舞台やし、運がよければイルカがみれます^^

投稿: tera | 2011年10月26日 (水) 06時18分

「よみがえる中世」(平凡社)ですが、アマゾンで調べてみたら一応8巻全部在りますね。
しかし仕様はバラバラで、新刊と中古、単行本(ソフトカバー)とハードカバー、大型本等いろいろです。

tera氏は東海地方には良く来ているみたいですね。私も伊勢湾フェリーを利用しての伊勢湾一週という旅行をしてみたいと、以前から計画を暖めているところです。

草戸千軒の話に戻ると、本以外ではやりtera2氏が言及していた福山の博物館が良さそうですね。

投稿: mino | 2011年10月26日 (水) 08時04分

高速道路無料は欧米では普通なので、方向としてはアリだと思うのですが、いろいろ体制整えてからにして欲しいとは思います。航路無くなった後料金上がるのつらい…。

法然寺の塔は、設計でも施工でも大成建設が初めて受注した五重塔で、その前にシンボルタワーを作っているので、高松市で2本目の塔?
法然八百年忌に合せて高さ八百寸(24.2m)だとか。

その後で受注して既に完成した身延山久遠寺(2008)、飯沼観音(2008)の施工をしているようです。あと、富田林の汐ノ宮にある願昭寺(密教系新宗教)にも建造中(2011完成予定、すでにできているかも?)らしいです。

ttp://librarytaisei.jp/works/vol029/

富田林は、これまたPLの塔もあるので、(新宗教)塔ネタで面白い…かな…

投稿: tera2 | 2011年10月26日 (水) 18時48分

以前、「ナンチャッテお城」でちょっと盛り上がりましたが、あの草戸稲荷といい、PLの塔(PL教団の人御免なさい)とか、色々捜すと面白い建築物は多いですね。その他にもでかい大仏、観音様など話題は尽きませんよ。これはこれで、結構ファンがいるみたいですし。

知らない間に随分あちこちで塔が建っているんですね。大成建設ってこんな事してるんですね。
リンク先、読みましたが、建設会社が施工してもやはり宮大工さんは欠かせないみたいですね。

現在では心柱でも大木が無くても合板?技術で出来るみたいですから、あちこちにある鉄筋コンクリートの天守閣を立て直して欲しいです。

投稿: mino | 2011年10月26日 (水) 20時24分

三才ブックスのワンダーJAPAN、とか、時々見てます。
別冊のワンダーWORLDは買っちゃいました。中国人スゲェ(>天子大酒店)。
サイトだと「建築Luv」

大型遺跡の復元CGなんかで、大林組が積極的にやってて有名なんですが、

ttp://www.obayashi.co.jp/kikan_obayashi/backnumber.html

大成も古建築に力いれはじめてるのかな。城関連もがんばって欲しいところです。千葉城(千葉市立郷土博物館)とか以外に。

組んだ宮大工は、578年創業(w の金剛組(>wikipedia)ですね。
以前NHK教育の知るを楽しむ「長寿企業は日本にあり」で紹介されてました。
四天王寺のすぐ前です。

現存五重塔限定だと、今年3月の時点で江戸以前が22例、明治が4例(内香川2)、昭和25例(木造6)、平成31例(木造12)だそうで、平成になってからは、2年に三基のペースで五重塔が建ってることに…

投稿: tera2 | 2011年10月27日 (木) 13時26分

「建築Luv」は直でブックマークしておきました。でも、欧米の建築って抽象的なんですが、ちゃんと計算されているので割りに素直に受け止める事ができるのですが、逆に具象的な中国の天子大酒店みたいな建築は、思わず仰天してしまい、自然にニヤニヤとなってしまいます。
しかもあの色使いのセンスの無さと大きさが馬鹿馬鹿しくて。
「建築Luv」での国別の建築で北朝鮮って在りましたが、すぐにピンと来ましたね。
それから、日本の項の「さざえ堂」は実際に登ったことがありますよ。会津若松の白虎隊の飯盛山の傍にありました。
こうして見ると、やはり、キーワードはその「馬鹿馬鹿しさ」ではないでしょうかね。

千葉城は大成でしたか。確かコンクリートだったと思いましたが、当時は皆、木造では法規制で建てられませんでしたから、やむを得ないですね。

金剛組は知っていますが、大阪なんですね。四天王寺なんて何回も行っているのに、全く気が付きませんでした。

それから、五重塔限定で昭和以降でもそんなにあるんですね。2年に三基のペースって、回り切れない・・・・。


投稿: mino | 2011年10月27日 (木) 15時43分

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