« 弘前(青森県弘前市)へ旅行(9) - 弘南鉄道大鰐線(おおわにせん)中央弘前駅から弘前を離れる | トップページ | 急行「木曽路クルーズ号」で行く木曽路(2) - 木曽福島(「上の段」と福島関所跡と山村代官屋敷) »

2012年9月23日 (日)

急行「木曽路クルーズ号」で行く木曽路(1) - 南木曽(なぎそ)駅から妻籠宿へ

 

  JR東海の企画であるクルーズ型の観光列車、急行「木曽路クルーズ号」で木曽路を旅行してみました。

急行「木曽路クルーズ号」は名古屋発で途中南木曽(なぎそ)駅で2時間、木曽福島駅で2時間、終着が奈良井駅で帰りの急行「木曽路クルーズ号」までは1時間50分の観光時間を設けてあります。

南木曽ではバスで妻籠へ行くと1時間の短時間ながら妻籠を観光できる時間があります。

この列車は全席指定なので乗車券の他に指定席券と急行券が必要。

名古屋~奈良井間の急行料金は1050円、指定席券は510円で計1560円です。

乗車券は名古屋~奈良井間は片道2520円。

ただし、土日運行の期間限定列車なので、土日祝日限定のフリー切符である「青空フリーパス」を利用すると2500円で済みます。

この後、急行「木曽路クルーズ号」の運行は来週の土日の9月29、30日にあります。

 

  岐阜駅で「青空フリーパス」2500円を購入して名古屋駅にやって来ました。

  「青空フリーパス」は「青春18きっぷ」とは異なり、フリーエリア内に限りますが、特急や急行列車でも特急券、急行券を購入すれば切符として有効なのが大きな違いです。

  名古屋駅の10番線に入線してきたのは特急「しなの」の増結用車両の383系4両編成。

Dsc02600

 

  南木曽(なぎそ)駅に到着。

  名古屋発8時28分南木曽着は9時37分。

Dsc02610_2

 

  松本発中津川行きの普通がやってきました。

  南木曽発が9時41分の電車です。

Dsc02613

Dsc02615

 

  南木曽駅駅舎。

Dsc02617

 

  馬籠行きのバスが出るまでの待ち時間は28分。

  待ち時間を利用して木曽川に架かる「桃介橋(ももすけばし)を見に行きました。

  大正12年の完成。

  当時の木曽川の水力発電に力を注いだ大同電力(福沢桃介社長)が資材運搬用に架けた橋で、戦後は村道として地元の地域交通を担った吊り橋です。

Dsc02624

 

  馬籠行きのバスは「おんたけ交通」のバス左。

  妻籠へは右の保神行きバスも行きます。

  南木曽駅から馬籠行きは1日5本しかありませんが妻籠へは馬籠行きと隣の保神行き合わせて10本。

Dsc02625

 

  妻籠へは10分ぐらいで着きました。

  時刻表では7分でしたが、若干遅れました。

Dsc02628

 

  バス停から少し上り気味の道を妻籠宿の通りに入ります。

Dsc02629

Dsc02630

 

  上の妻籠宿の図の左側(北にあたる)に行くと高札場と水車があります。

  その高札場。

Dsc02631

 

  元の南に戻って歩いていきます。

Dsc02634

 

  脇本陣奥谷。

  脇本陣奥谷、歴史資料館、妻籠宿本陣共通で大人700円(小中生350円)。

Dsc02637

 

  妻籠宿本陣。

Dsc02642

 

  旧吾妻村警察署として建てられ、そのご旧吾妻村役場等に利用され、現在は観光案内所として利用されている建物。

  ここから枡形に道が曲がり下りになります。

Dsc02646

 

  だんだんと観光客が少なくなってきました。

Dsc02648

Dsc02650

 

  再びバス停の方に戻ることに。

Dsc02655_2

Dsc02657

 

  妻籠バス停。

  観光バスも駐車できるスペースがあります。

  写ってないですが反対側にトイレの建物があり、そちらが南木曽駅行き。

Dsc02661

 

  南木曽駅に戻ってきました。

  電車の出発は妻籠からのバス到着から20分後と程よく接続されています。

Dsc02662

 

  南木曽から次は木曽福島へ。

  急行「木曽路クルーズ号」は4両編成で1号車はグリーン車、1号車の乗客は少し、以下は普通車で2号車は団体客で7~8割がたの乗車率。

  3、4号車はそれぞれ5~6人の乗客数でガラガラの状態でした。

Dsc02664_2

  撮影 2012/09/22

|

« 弘前(青森県弘前市)へ旅行(9) - 弘南鉄道大鰐線(おおわにせん)中央弘前駅から弘前を離れる | トップページ | 急行「木曽路クルーズ号」で行く木曽路(2) - 木曽福島(「上の段」と福島関所跡と山村代官屋敷) »

甲信越地方(新潟県、山梨県、長野県)」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

町並み、街道、宿場町、道」カテゴリの記事

コメント

先日、NHKBSプレミアムの番組、新風土紀で、「木曽」を見たんやけど、

http://www.nhk.or.jp/fudoki/120907broadcast1.html

木曽の杣人と伊勢遷宮のつながりや、木曽馬(武士がどんな馬に乗ってたかで、学会の話題となった)のことなどとともに、南木曽の木地師集落の紹介が。

明治政府の政策のためここに定住したとのことで、その子孫は、移動と伐採の自由を保証したという惟喬親王の御綸旨の写しを、今も家宝として保存してました。びっくりしました。

投稿: tera | 2012年9月27日 (木) 06時15分

tera氏 惟喬親王の御綸旨の写しを、今も家宝として保存してました>ここの話は凄いですね。

こういう古文書はちゃんと学会なりで管理されているのでしょうかね。
古文書もまだまだ発見されているんで、なかなか大変だとは思うのですが。

投稿: mino | 2012年9月28日 (金) 03時06分

惟喬親王の御綸旨などいわゆる木地師文書は、怪しいんや^^;
でもね、明治に入るまでそれが一定通用し木地師の往来と原料材伐採の根拠となっていたこと、今もその写しと称するものを大切に保存している家があること、その真偽以上に興味深いです。

投稿: tera | 2012年9月28日 (金) 05時57分

惟喬親王の御綸旨などいわゆる木地師文書は、怪しいんや>惟喬親王の御綸旨から怪しいとなると、なぜ、誰がその企みをしたかという、そのあたりも興味深深ですよね。

投稿: mino | 2012年9月29日 (土) 08時29分

怪しいんや>
この手の文書は洋の東西を問わず大抵そうですね。近江の供御人は確か桓武天皇でした。
昔は偽造文書として退けられたりしましたが、現在は偽造の経緯や意義を探るための「真文書」として研究されています。でも史料がなくてなかなか大変です。
西欧ではカール大帝の特許状なんかがあったように思いますし、中国でも似たような文書があるそうです。日本は「非農業民」が特権状を用いているのが特徴かもしれません。

投稿: ddol | 2012年9月29日 (土) 20時28分

その元の真偽は別として、神職に関わる中流貴族や神社・寺社が、膨大な「特権状」を出してるわけやね。
この国の中世は、陸も海もびっくりするほどの「関所」があったらしいので、地形や輸送手段などの物理的制約と「特権状」等の社会政治的制約がせめぎあい、様々な交通路ができたんやろうね。

武士も、王家の暴力装置の側面とともに、穢れ(特に疫病)を祓う呪術的な技能者であったということ。
tera2さんが、NHK大河「平清盛」で、源頼政の「鵺退治」が出てこないことが残念や、と嘆いてたんやけど(同感です^^)、酒呑童子で有名な源頼光(摂津源氏)や渡辺党などは、京の穢れを淀川経由で大阪湾に流すさいに、重要な役割を担った一党。

また、酒呑童子も含め、渡辺綱伝説も中世に創話されたらしいんや。

というコメントをしたのは、先日のニュースで大阪淀川区にある渡辺邸が解体されるとのニュースがでたことです。渡辺綱由来の大阪市内で最古の民家なんやけど、とても残念です。
橋下市長、「保守」政治家やったら日の丸もいいけど、なんとかしてやとともに、文楽も含めこのような文化財に大阪の財界人がお金を出さない(出せない)現状、もの哀しいです^^;

投稿: tera | 2012年9月30日 (日) 06時24分

ddol氏 現在は偽造の経緯や意義を探るための「真文書」として研究されています>この「経緯や意義」の部分がtera氏が言っていた「興味深いところ」の意味ですね。
いわゆる「偽書」などもそう云う風に研究し直されているんでしょか。

tera氏>最近の財界は自分の事で精一杯の印象です。
経団連などの発言聞いてても、最近は小さな話ばかり。
昔の経済団体は皆、良し悪しは別にして、国のありようまで考えていましたが・・・・^^;

投稿: mino | 2012年10月 1日 (月) 00時37分

西欧では都市やギルドが特許状をかざしているので、「非農業民」という表現はまずかったです。

武士も、王家の暴力装置の側面とともに、穢れ(特に疫病)を祓う呪術的な技能者であったということ。>
文献を探し出せなかったのですが、武士の「妖怪退治」は武士が穢れを祓う職能であったことを示しているという研究があったように思いますが、teraさんの指摘はこれとは別ですね。こういった技能者の性格は都以外でも見られたのでしょうか。

いわゆる「偽書」などもそう云う風に研究し直されているんでしょか。>
おっしゃる通りで、昔、一度「偽書」作成の経緯や意図などを再構成してから、遡って文書が主張している時代を照射するという複雑な研究を読んだことがあります。ただこの場合は、再構成に必要な情報が集められたという幸運があったから可能だったということで、なかなかむつかしい課題ではあります。

投稿: ddol | 2012年10月 1日 (月) 21時03分

ddolさん>偽書と言えば、半島における檀君神話が記されている「桓檀古記」は学会では(日本や世界の)どのようなな評価なんですか?

墓があったとかいう北朝鮮の極端な話とは別に、学問的にはどのような評価なんでしょうか?

投稿: mino | 2012年10月 2日 (火) 17時29分

ddolさん>文献を探し出せなかったのですが、武士の「妖怪退治」は武士が穢れを祓う職能

有名どころでは、野口実さんの「武家の棟梁の条件」(中公新書)かな。
「辟邪の武」というところで、頼光・頼政や摂津渡辺党、利仁流藤原氏などを紹介。野口さんは、以前ふれた千葉氏の研究者でも。
また、武士=やくざ論の代表者の一人。「馬庭の末に生首絶やすな、切り懸けよ。此の門外通らん乞食・修行者めらは用ある者ぞ、蟇目・鏑にて駆け立て駆け立て追物射にせよ」の「男衾三郎絵詞」の世界やね^^;

「妖怪」ばっかり(^^)なのは、高橋昌明さんの「酒呑童子の誕生」(中公新書)
ちなみに高橋さんは、「NHK清盛」の時代考証をしてはる方です。

これは酒呑童子説話の形成過程を、「山海経」や「白猿伝」(斉天大聖→孫悟空ね)等の中国(奇怪)小説や聖徳太子伝説などの影響から論じている作品で、文献研究者というのはこういう仕事をしてはるんやなあと感心しました。

投稿: tera | 2012年10月 6日 (土) 04時58分

あれやこれやあってしばらく訪問することができませんでした。ついでで数日間田舎に帰り、奈良にも行ったので、ひょっとするとminoさんとかぶっていたかも知れません。
頂いたお題は初耳で、ちょっと検索をかけたところ、数年前に『桓檀古記』の原本が発見されたとありました。原本の問題とその内容に関して、韓国の学会ではけんけんがくがくでまとまりがないそうですが、議論の内容が紹介されていなかったのでもっと調べなければなりません。それにしてもとんでもない書物であることは確かですね。

teraさん>
またまたありがとうございます。特に『酒呑童子の誕生』は是非読んでみたいですね。韓国の文章を読んでいると『山海経』がやたらと出てくるので興味がわきます。

投稿: ddol | 2012年10月15日 (月) 21時58分

ddolさん、奈良に居たのは15分ぐらいですから、かぶるも何も、殆んど素通り状態でしたので可能性は低いです^^。

『桓檀古記』については断片的にしか無いと聞いていますが、内容が他の史書から裏付けられないとか、問題がかなりありますね。

投稿: mino | 2012年10月16日 (火) 21時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 急行「木曽路クルーズ号」で行く木曽路(1) - 南木曽(なぎそ)駅から妻籠宿へ:

« 弘前(青森県弘前市)へ旅行(9) - 弘南鉄道大鰐線(おおわにせん)中央弘前駅から弘前を離れる | トップページ | 急行「木曽路クルーズ号」で行く木曽路(2) - 木曽福島(「上の段」と福島関所跡と山村代官屋敷) »